神戸新聞社 次期社長に梶岡常務が昇格、高梨社長は会長に就任へ
神戸新聞社は7日、高梨柳太郎社長(68)が代表取締役会長に就き、梶岡修一常務(60)が代表取締役社長に昇格する新しい役員体制を内定した。2月27日の定時株主総会とその後の取締役会で正式決定する。 【動画】民家にクマ出没、撮影の舞台裏は 神戸新聞に新聞協会賞で記者が講演 高梨社長は2019年2月に就任。新聞協会賞3回受賞の編集体制を推進するとともに、販売部門の他紙連携を強化。DX推進体制の整備など、デジタル発信力の強化にも取り組んだ。コロナ禍を経た経営の舵取りを行い、社有資産の活用策に道筋をつけ、経営基盤の安定に注力した。 新社長に内定した梶岡常務は立命館大学産業社会学部卒。1988年、神戸新聞社に入社し、編集局社会部などを経て、経営企画室長、執行役員経営企画局長を歴任。2020年2月に取締役に就任し、編集局長などを務めた。24年2月から現職。 新しい役員体制と担務は次の通り。 代表取締役会長 神戸新聞厚生事業団理事長 高梨柳太郎▽代表取締役社長 グループ経営会議議長、経営企画担当 梶岡修一=昇格▽常務取締役 グループ統括、事業・営業担当、神戸新聞文化財団理事長 西海恵都子=昇格▽取締役 人事総務・労務・技術・製作担当、総務局長委嘱、神戸新聞健康保険組合理事長 柴田大造▽取締役 販売担当、販売局長委嘱 国村正五▽取締役 デイリースポーツ担当、デイリースポーツ社長、デイリースポーツ・クオリティ社長 藤谷稔▽取締役 編集・論説・DX推進・デジタル事業担当、デジタル推進局長委嘱 小山優=新任▽取締役 財務担当、財務局長委嘱 南部雅一=新任▽取締役(非常勤) サンテレビジョン常務 志賀俊彦=新任▽取締役(非常勤) ラジオ関西社長 小野秀明▽常勤監査役 久野敏弘 【退任】常務取締役 大国正美=特別顧問に就任、神戸新聞会館社長は継続▽常務取締役 大町聡=特別顧問に就任、ジェッソ社長は継続▽取締役(非常勤) 門野隆弘=サンテレビジョン社長は継続