「相手の罠にはまった」北朝鮮戦の後半、日本代表に何が起きていたのか。選手たちが証言した“激変”の理由「蹴らなくていいのに...」
田中碧が「もっとやらなきゃいけないところ」と指摘したのは?
この一戦で攻守に躍動したボランチの田中碧は、「後半、まだまだ繋げる部分があったとすごく感じる。蹴らなくていいのに蹴ったりだとか、少し距離が遠くなって繋げなくなったりとか」と課題を指摘する。 「個人的な技術ミスや判断ミスなら個人個人が反省するものなので、全然いいと思うんですけど、蹴ってしまう部分は、一歩二歩動いたり、声を出してパスコースを見つけてもらうことで、まだまだ(改善)できるのかなと思うんで、そこはもっとやらなきゃいけないところかなと」 ただ、アジア杯との大きな違いは、最後は最終ラインを5枚にし、失点をせずに勝った点だ。カタールでの苦い敗戦が生かされたと言えるだろう。 取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)