「ここが僕の居場所」ミラン加入のエイブラハムが喜びと意気込み述べる「シーズンの終わりにはトロフィーを掲げたい」
ミランの元イングランド代表FWタミー・エイブラハム(26)が、新天地での意気込みを語った。『フットボール・イタリア』が伝えている。 【動画】ミランのトレーニングでキレのある動きを見せるエイブラハム チェルシーの下部組織出身であるエイブラハムは、安定した出場機会を求めて2021-22シーズンからローマに完全移籍。主力としての地位を確保したが、2023年6月に左ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負うと、これによって昨シーズンの大半を棒に振ることとなった。 新シーズンに復活を期すエイブラハムには、移籍市場でストライカーを探していたミランが接近。ウェストハムなどからの関心もある中で、8月30日にミランへのレンタル移籍が発表された。 3日に行われた加入会見で、エイブラハムはミラン行きしか望んでいなかったとコメント。歴史あるクラブの一員になれたことを喜びつつ、タイトル獲得に貢献したいと意気込みを述べている。 「こうした素晴らしいクラブが僕に興味を持っていると知ったとき、僕の心と目はここ以外になかった。移籍期間の初めから、ここが僕の居場所だったんだ。ここにいられることを誇りに思うし、光栄だよ。このクラブのため、ベストを尽くしたい」 「素晴らしいクラブに来られてとても興奮しているよ。ここに来た時、監督からプレーする準備はできているか聞かれて僕はこう答えた。『チームのため、ファンのため、街のため、いつでも準備はできています』とね」 「僕はできる限り、チームに貢献したい立場にいる。ケガから復帰したばかりだけど、定期的にトレーニングを積み、プレシーズンは好調だった。調子は良いし、ピッチに立ったら全力を尽くさなければならない」 「僕が子供の頃、ミランは世界最大のクラブだった。主要なトロフィーや多くの大会で優勝していて、素晴らしい選手がいたんだ。だからここに来て、素晴らしい街、素晴らしいスタジアム、素晴らしいファンの中でプレーできるのは光栄だね」 「僕は勝つためここにいる。このクラブは多くのことを勝ち取ってきたから、その歴史の一部になりたい。できる限りチームに貢献し、シーズンの終わりにはトロフィーを掲げたいね。これが僕の野望であり、夢だ」
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