【山形県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。厳しい冬の自然が生み出す、氷の芸術空間
◆月山志津温泉「雪旅籠の灯り」
月山志津温泉の宿が立ち並ぶ約200メートルの通りに、江戸時代の趣ある旅籠が並ぶ街並みが雪で再現された『雪旅籠の灯り』。一軒の旅籠作りから始まり、現在では趣のある旅籠が立ち並ぶ当時の宿場町を期間限定で楽しめるイベントだ。 六十里越街道の宿場町として栄えた当時の旅籠が続く街並みを、高さ6メートルにもおよぶ豪雪を利用して再現され、この地域でしかできないオンリーワンのイベントとなった。 夜になると、ろうそくのほのかな灯りが幻想的。雪旅籠旅籠の中にはアイスバーが出現することも。 開催期間:2025年2月1日(土)~2月24日(月・祝)点灯時間:17:00~20:00 月山志津温泉「雪旅籠の灯り」(がっさんしづおんせん ゆきはたごのあかり) 所在地 山形県西川町 月山志津温泉
◆上杉雪灯篭まつり
上杉雪灯篭まつりは、上杉謙信を祀る上杉神社がある松が岬公園で開催される、約200基の雪灯篭と1,000個の雪ぼんぼりのともしびで、白銀の世界を照らす雪まつり。 雪国の生活をマイナスと捉えるのではなく、雪国ならではの楽しみ方を感じてほしい、幽玄な美を味わってほしいという思いと、太平洋戦争戦没者への鎮魂の思いから、このおまつりが開催されるようになった。 雪灯篭や雪ぼんぼりが作られ、やわらかなろうそくの光が会場を包む。やわらかな灯りが揺らぐ情景には温もりと美しさがあり、人々をメルヘンの世界へと誘う。 開催期間:2025年2月8日(土)、9日(日) 上杉雪灯篭まつり(うえすぎゆきどうろうまつり) 所在地 山形県米沢市丸の内1丁目4-13
CREA編集部