【山形県・2025年版】冬の絶景・風物詩10選。厳しい冬の自然が生み出す、氷の芸術空間
◆最上川舟下り
最上川舟下りは、松尾芭蕉も感動したといわれる壮大な自然に囲まれた最上峡を、船旅で巡る人気アクティビティ。戸沢村大字古口の古口港から草薙港までの約12キロに及ぶ航路を約1時間ほどかけて楽しむことができる。 雄大な自然の中を船頭の舟唄と名調子な語りを聞きながらゆっくりと下る舟下りは、四季を通じていつでも楽しめるが、12月から3月の冬期は舟にこたつを用意した『こたつ舟』が登場。こたつでぬくぬく温まりながら、最上川の流れに身をまかせ、自然豊かな雪景色を楽しめる。 最上川舟下り(もがみがわふなくだり) 所在地 山形県最上郡戸沢村古口86-1
◆玉簾の滝
玉簾の滝は、約1200年前に弘法大師(空海)が神のお告げにより発見して命名したとされる霊地の滝で、絶壁から流れ落ちる滝水が豪快な県内随一の名瀑。玉簾の滝の前には『御嶽神社』が祀られている。 玉簾の滝は、幅5メートル、高さ63メートルから垂直に落ちる水が壮観で、周囲にマイナスイオンがあふれていることから、パワースポットとしても人気の滝だ。 1月中旬から2月上旬の寒さが厳しい冬になると、氷瀑を見ることもでき、その光景は息を呑む美しさ。 玉簾の滝(たますだれのたき) 所在地 山形県酒田市升田字大森
◆肘折幻想雪回廊
開湯1200年以上の歴史を誇る肘折温泉は、昔ながらの湯治場の雰囲気を今も残す温泉街。その温泉街の特設会場で開催される肘折幻想雪回廊は、積雪が3メートルを超える全国屈指の豪雪地帯ならではのイベントだ。 肘折温泉街の全長100メートルの雪壁を、ろうそくの灯りや直径2センチのLEDの光で灯していく。雪を染める色とりどりの光が湯治場の夜を照らし、冬の雪あかりの中、散策を楽しむことができる。 開催期間:2025年1月25日(土)、2月1日(土)、2月8日(土)、2月15日(土)各日19:00~20:00 肘折幻想雪回廊(ひじおりげんそうゆきかいろう) 所在地 山形県最上郡大蔵村南山肘折