「 ワンチャンあるかな…」先生から娘へのLINEに唖然。今、日本で増えている「 教職員の性加害 」が抱える由々しき事態
2023年度、児童や生徒などへの性犯罪や性暴力で懲戒処分などを受けた公立学校の教員が過去最多となったことが文部科学省の発表で明らかになった。 「その数は320人。ただこれは明らかになっているもの、そして公立学校だけに限られた数です。実際はもっと多いことが予想されます。年代別に見ると20代が105人、30代が86人、40代が51人、50代以上が78人です」。 このうち生徒への違法な性暴力などとされる行為を行ったのは157人だ。 「性加害と一口に言ってもさまざまですが、みだらな行為、わいせつな行為が40人、児童ポルノ禁止法違反などの行為、痴漢や盗撮、卑わいな言動を発したなどがあります。どれをとっても犯罪。教育者としても不適切だと言わざるを得ません」。 今回お話を聞いたのは地元中学校に通う娘が男性教諭からアプローチを受けていたと知ったと話す母親だ。 -------------------------------------------------
藤本美春さん(仮名・46歳)は中学生と高校生の娘を育てるワーママだ。2人とも公立の中学校に通っており、それぞれテニスとソフトボールに精を出している。 「娘たちには中学受験をそれとなく勧めましたが、友達と離れたくないとのことで結局、地元の中学校に。結果として今はとても後悔しています。無理矢理にでも私立に行かせていたら、もしかしたら違う結果だったのかな?って」。 一方で私立だから安全だとも思わない。 「確かにそうですよね。どこにいても絶対はないと思いますが…」。 そもそも美春さんは「先生」に対してあまりいい印象を抱いていない。 「というのも子供たちの担任でこの人、大人として素敵だな思う人になかなか出逢えなくって…。先生って特殊な職業だなって常々思ってきました。だって、教員免許をもって大学を卒業したらすぐに先生って呼ばれるじゃないですか?先生って偉い感じしませんか?」。 確かに先生は、指導的立場にある人という意味だ。 「その時点で先生と生徒には明らかな上下関係が存在します。それって普通の会社じゃあり得ないじゃないですか?一般的には1年目の新人は下積みを積んだり、先輩がいて後輩というポジション。もちろん先生同士の上下関係はあると思いますが、子供たちの前に立てばそんなの関係ありません」。 確かに言わんとしていることも理解できる。 「もちろんきちんとした先生がたくさんいらっしゃることも理解はしています。ただ、
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