ブレイキンの未来と可能性を感じた一戦。ジュニア世代のための国内最高峰クルーバトル「東急不動産ホールディングス BREAKINʼ SUMMIT 2024」
準決勝では決勝への1枠を争うレペゼン石川クルー同士が火花を散らす。
TOP4となった準決勝ではパリオリンピックで日本代表となったBBOY HIRO10を輩出した石川県をレペゼンするクルー同士であるkicks orchestra jr. vs Rock Stream crewの戦いに。今大会には48組中4チームが石川レペゼンクルーとして出場したが、そのうちの2チームがTOP4に残るといった石川県のブレイキンシーンの厚みとレベルの高さを感じるバトルだった。 kicks orchestra jr.はBBOY5名とBGIRL1名(hajime、asahi、Kaito、7G、ko-ren、raiji)の全6名で構成されたチーム。14歳が4名いるという、今大会では比較的年齢層が高いチームであったがやはりその利点を活かした大きな身体を使うパワームーブは会場を沸かせた。またルーティンでのシンクロ率も高くメリハリのある力強く豪快なムーブで相手を圧倒すると、その完成度の高さが高評価を受けてRock Stream crewに対して13:0のストレート勝ちを果たし決勝へ駒を進めた。 今回の石川対決では惜しくも敗退となったRock Stream crewはBBOY6名とBGIRL2名(KANON、FUUA、HAL、メガリック、JIN、RI-SKY、RUKITA、KO-JI)の合計8名で構成されたチーム。このチームもオールラウンドで男女のバランスも良く、ルーティンでのアクロバットや様々なムーブの一体感などレベルが高く、総じて石川出身クルーのレベルの高さを感じられた。今回は決勝に駒を進めることはできなかったが準決勝まで勝ち上がった実力をいかんなく見せ付けたバトルだった。 一方、トーナメント表の反対の山では秋田のスタイルズと、このトーナメントで無双し続けている大阪のGSB SQUADのマッチアップに。ここでも圧倒的な力を見せて決勝に駒を進めたのはGSB SQUAD。国内のジュニア世代最強のクルーを決める戦いでもある「BREAKIN’ SUMMIT」の初代チャンピオンの座はkicks orchestra jr.(石川) vs GSB SQUAD(大阪)のどちらかに渡ることとなった。
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