ブラジル代表から1年遠ざかるネイマール、2026年W杯出場は?「情熱は消えてない。4大会目にも出たい」
ブラジル代表から遠ざかるFWネイマールだが、2026年ワールドカップについて語っている。 2026年ワールドカップ(W杯)南米予選 試合日程・放送予定・結果・順位表・出場権情報 2023年夏にパリ・サンジェルマンを離れ、サウジアラビアの強豪アル・ヒラルへと加入したネイマール。しかし移籍から約1カ月後のブラジル代表活動中に膝の前十字靭帯断裂の重傷を負うことに。1年間の長期離脱を強いられると、今年10月には一度復帰したが、再びハムストリングのケガで離脱を余儀なくされている。 そんな32歳FWだが、フランス『RMC Sports』のインタビューで「いまは調子も良いよ。ケガ(11月時点)はそれほど深刻じゃない。もうすぐ復帰できるよ」とコンディションについて言及。さらに、「もちろん、まだまだフットボールへの情熱は消えていないよ」とピッチへの復帰を熱望していることを明かした。 ブラジル代表歴代最多得点記録(79)を誇るネイマールだが、大ケガを負った2023年10月のウルグアイ代表戦(0-2)以降、“セレソン”からは遠ざかっている。その間チームも2026年ワールドカップ予選で現在5位(5勝3分け4敗)と苦戦が続いているが、エースは来年3月の活動には復帰する予定であることを明かした。 「もちろん戻るよ。そのために準備しているし、ワクワクしている。(11月にも)招集されるはずだったけど、監督と話し合って参加しないことに決めたんだ。次回は必ず戻ってくるよ。自分の国を代表するほどより素晴らしいことはない。いまのチームも進化はしているし、若くてポテンシャルがあるんだ。でも、できる限り早くそのポテンシャルを活かして素晴らしいチームになる必要もあるね」
2026年ワールドカップ出場は?
現在32歳のネイマールだが、2026年ワールドカップは34歳で迎えることになる。「キャリアで最後の大きな目標?」と問われると、「まずはアル・ヒラルで良いシーズンを終えること」として以下のように続けた。 「深刻なケガから復帰したばかりだし、自分のレベルに戻して『なぜここにいるのか』を示す時間はまだあるね。僕の優先事項はそこだ。うまく回復し、コンディションを上げ、再びプレーする。アル・ヒラルで2025年のクラブ・ワールドカップに出たいんだ。クラブにとっても重要な舞台だからね」 「もちろん、ワールドカップはすべての選手の目標だ。もう3回戦ったけど、4回目も出場したい。中期的な目標を達成しながら、このクラブでしっかりと準備していきたい」 “王様”ペレ氏を上回り、ブラジル代表の歴代最多得点記録を保持するネイマール。「子供の頃の夢は達成できたのか?」と問われると、「小さい頃に見た夢はすべて達成できたよ。サントスとセレソンでプレーすることだったからね。でも、神は僕にそれ以上を与えてくれたんだ」とし、こう続けた。 「僕は自分のキャリアに本当に満足している。ビッグクラブでもプレーしてきた。そして、今はセレソンの最多得点記録保持者だ。これを達成できて心から嬉しい。努力の賜物だと思う。僕はこの代表チームに多くを捧げてきた。国のために歴史を作るのは素晴らしいことだし、名誉だよ。僕の子どもたちも、僕が国の歴史において重要な存在だったと理解してくれると思う」