渡辺恒雄氏が披露宴で媒酌人、三浦知良選手「サッカーを尊重し手助けしてくれた」
サッカー元日本代表のFW三浦知良選手(57)(アトレチコ鈴鹿)が19日、読売新聞の取材に応じ、ヴェルディ(現東京ヴェルディ)在籍時の渡辺氏との思い出を語った。 【写真】長嶋監督から原次期監督への交代記者会見に臨む渡辺オーナー(当時)=2001年9月
1993年の妻・りさ子さんとの結婚披露宴で媒酌人を務めてもらった三浦選手。97年に生まれた現在俳優で長男の獠太(本名良太)さんを抱いた際に、「早く自分の孫がほしい」と言って見せた柔和な笑みが印象的だったという。
93年のJリーグ開幕前にはヴェルディからの移籍が取り沙汰されたが、渡辺氏から「金はいくらでも出すから残れ」と豪快な言葉で説得されたという。三浦選手は「実はすごくサッカーを尊重し、手助けしてくれて、渡辺さんの協力なくして(サッカー界発展の)基礎はできなかった。渡辺さんのようなスポーツへの情熱を僕らも持ち続けたい」と感謝した。