写真：デジカメ Watch

株式会社ニコンは12月17日（火）、同社のAndroidアプリ「NX MobileAir」とアドビ「Frame.io」の連携が可能になったことを明らかにした。「Z9」などのミラーレスカメラで撮影した動画をスマートフォンから「Frame.io」にアップロードできるようになる。 「Frame.io」は、「Adobe Premiere Pro」「Adobe After Effects」に搭載されているプラットフォーム。制作中の動画をリモート環境でプレビューできるようにするもので、チーム編集におけるワークフローでの活用を想定したもの。 一方「NX MobileAir」は、ミラーレスカメラで撮影したニュース画像をいち早く配信するプロフォトグラファーのために用意されたアプリ。カメラ内の画像をスマートフォン経由でFTPサーバーへとアップロードできる。 今回「Frame.io」に搭載されている「Camera to Cloud」を通じて、「NX MobileAir」から「Frame.io」への動画ファイルのアップロードが可能になった。「報道やスポーツシーンなど、スピード勝負の現場において便利」としている。10月15日（火）に対応を表明していた。 アップロードは自動、または手動で可能。動画ファイルの選択時には、レーティングやファイル形式による絞り込みも行える。 「Frame.io」に対応するミラーレスカメラは「Z9」「Z8」「Z6III」。 今回「Frame.io」との連携が可能になったのは、「NX MobileAir」のAndroid版。iOS版については開発中としている。