なくてはならない“バイクの血液”「エンジンオイル」とは?【バイク用語辞典】
必要不可欠な「エンジンオイル」について
エンジン内部はピストンやクランク、カムシャフトなど、さまざまな金属パーツが高温の中で摺動しています。そのなかで金属同士の磨耗や焼きつきを防ぐ役割を果たしているのがエンジンオイルです。 【画像】様々なメーカーからラインアップされているエンジンオイルを画像で見る(7枚)
エンジンオイルには前述の「潤滑」のほか、「冷却」や「洗浄」、「防錆」に「密閉」など、さまざまな働きがあり、エンジン性能を保つために非常に重要な役目を担っています。また、常に高熱にさらされ、エンジン内の金属カスなども混じることで劣化するため、定期的な交換が必要です(4ストロークエンジンの場合)。 エンジンオイルにはベースオイルがあり、主に化学合成油、部分合成油、鉱物油の3種類があります。また、粘度やグレードなども細かく設定されていて、エンジンに合ったものを選ぶことが大切です。
バイクのニュース編集部