「野菜は長寿をもたらす」若返りに抗がん効果も!お達者医師5人が本当に食べている「長生きサラダ」
アボカド納豆 食物繊維がたっぷり 材料と作り方(2人分) アボカド1個は半分に切って皮と種を取り除く。アボカドのくぼみに納豆1パックを半量ずつ入れて、混ぜ合わせたA[オリーブ油、しょうゆ各小さじ2、わさび小さじ1/2]をかける。 手作りマヨのごろごろサラダ 大きめに切って食べごたえアップ 材料と作り方(2人分) (1)鶏ささみ2本は耐熱皿にのせてA[酒小さじ2、塩小さじ1/4、こしょう少々]をからめ、ふんわりラップをして電子レンジで1分半加熱する。粗熱が取れたら大きめにほぐす。ゆで卵1個はひと口大、セロリ1/2本は2cm角、ミニトマト6個は半分に切る。ブロッコリー1/2個は小房に分けてサッとゆで、水けを拭く。 (2)ボウルに(1)、ミックスビーンズ1袋、B[手作りマヨネーズ大さじ4、塩少々]を入れてサッとあえる。 <手作りマヨネーズ> 卵1個、サラダ油1カップ、酢・マスタード各小さじ2、塩小さじ1/3、こしょう少々を容器に入れ、ハンディーブレンダーでもったりするまで撹拌する。 冷蔵保存し2~3日で食べきる。 大塚 亮先生(52歳)●おおつか医院院長。医学博士。循環器専門医。大学病院などで緊急医療を含む内科の臨床を数多く経験。内科・循環器内科・小児科のクリニックを開業し、生活習慣病の予防と治療に力を入れている。著書に『お医者さんと野菜屋さんが推奨したい 一生健康サラダ』(三空出版)がある。
冷えとりで重視すべきは陰性と陽性のバランス
サラダ生活3:生野菜でも身体を冷やさない!代謝アップのぽかぽか体質で美ヤセ、快腸、病気知らず 「研修医時代に頭痛、肩こり、めまい、生理不順、便秘などに悩まされましたが、身体の冷えを改善することであらゆる不調が解消。それを機に食べるものを選ぶときは、陰陽バランスを意識するようになりました」 そう話すのは、冷え体質から代謝を上げる温活に励んで体重を10kg近く減らしたこともある石原先生。東洋医学では身体を冷やす陰性食品と身体を温める陽性食品があると考えられている。 「サラダで定番のレタス、トマト、きゅうりといった夏野菜は陰性ですが、魚介類、しょうが、にんにく、みそなどの陽性をプラスすれば陰と陽のバランスが整い身体を冷やしません。 私はしょうがのみじん切りを黒酢に漬けて常備。オリーブオイルやしょうゆを加えた自家製ドレッシングを作って、生野菜にかけるようにしています。 体温が下がる夜は、陽性の根菜をサラダに。根菜は水分が少ないので身体を冷やさない上に、ビタミンEが多く含まれているので血行促進が期待できます」 陰陽の組み合わせとともに、ねばねば食材もプラス。腸のぜん動運動を促すことで便通がよくなり、腸や全身の血流アップにもつながる。 「サラダの組み合わせを意識してから快便になりました。更年期だと下半身の冷え、ホットフラッシュやイライラ、発汗に悩む女性も多いと思いますが、血の巡りがよくなると軽くなるケースもあります。サラダでの温活を試してみてください」