衣類の黄ばみ・汗ジミを落とす「正しい洗濯」4つ。汚れた枕カバー・敷きパッド・スニーカー・Tシャツが白くなる
スニーカーの汚れをさっぱり落とす洗い方
キャンバス地のスニーカーは季節を問わず履けるアイテムです。しかし、汗をかく夏の時季は蒸れやすく、においのもとになる雑菌が繁殖しがち。そこで洗濯のプロ・ウォッシュサロン店長の西川真登さんが正しい洗い方を教えてくれました。
●1:ひもに中性洗剤をつけてこすり洗いする
<用意するもの> □洗濯用ブラシ □弱アルカリ性洗剤 □中性洗剤 □酸素系漂白剤 最初は、ひもを外し、汚れている部分に洗剤を直接つけて、指先でもみ込むように洗います。 「結び目や地面につきやすい両端は入念に洗って」
●2:弱アルカリ性洗剤でつけおきする
洗剤を溶かした湯に本体とひもをつけ、30分~1時間ほどおきます。 「汚れやすいタン(甲を覆う部分)は、ブラシでこすり洗いを」 黄ばみやシミなどとくに汚れがひどい場合は、酸素系漂白剤を加え、さらにつけおきます。 「すっきりした白さがよみがえります!」
●3:湯を替え、2回以上すすぐ
かかとを下にして持ち上げ、中にたまった湯を抜きます。湯を替え、これを2~3回繰り返しましょう。 「ひもは軽くゆすいで水きりを」
汗をかいたTシャツは粉洗剤ですっきり!
夏に着る機会が増える「Tシャツ」。着ていくうちに黄ばみやにおいが気になることはありませんか? 清潔なTシャツを着るためのお手入れ方法を、クリーニング店を営む洗濯ブラザーズさんに教えていただきました。
●Q:たくさん汗をかいたTシャツ。においを残さない洗い方を教えて!
A:たっぷりの水と粉洗剤で洗いましょう。 たっぷりの水を使い、液体タイプより洗浄力の高い、粉洗剤を使って洗うことで、しっかりにおいと菌を除去します。洗濯機の標準設定のままだと節水モードになっていて汚れ落ちがよくないので、設定を変えましょう。 汗で濡れたTシャツを洗濯カゴに入れると菌が拡散。脱いだらすぐ、つるして乾かして。粉洗剤は蛍光剤や漂白剤無配合のものを。 【メーカーの平均的な設定と、洗濯ブラザーズおすすめの設定:縦型の場合】 ・洗い:8分~10分 ・すすぎ:節水モードで2回 → おすすめは「すすぎ:水量多めで2回」 ・脱水:7分 → おすすめは「脱水:3分~5分」 【メーカーの平均的な設定と、洗濯ブラザーズおすすめの設定:ドラム式の場合】 ・洗い:8分~10分 → おすすめは「洗い:20分」 ・すすぎ:節水モードで2回 → おすすめは「注水で2回」 ・脱水:8分 → おすすめは「脱水:3分」 ※洗剤は条件により固まったり、溶けにくくなる場合があります。また使用する家電については取扱説明書、注意書きを確認してから使用してください。
ESSEonline編集部