衣類の黄ばみ・汗ジミを落とす「正しい洗濯」4つ。汚れた枕カバー・敷きパッド・スニーカー・Tシャツが白くなる
「敷きパッド」の黄ばみ・におい問題。毛玉を出さないお手入れ方法
暑い夏にありがたい冷感タイプの敷きパッド。毎日、直に肌に触れるので汚れがつきやすく、においも気になりますよね。 元小学校家庭科教諭で、掃除に関する著作もあるブロガー・よしママさんに、敷きパッドを長もちさせる洗濯術を聞きました。
洗濯のコツは「摩擦を極力減らす」こと
ひんやりタイプの敷きパッドは化学繊維でできていることが多く、摩擦により毛玉ができやすい生地です。 洗うときのコツは「摩擦を極力減らす」こと。手洗い、弱水流やデリケート衣類コースで洗うことがおすすめです。ほかの衣類と洗うと繊維が絡み合い、毛玉になりやすいので、ほかの衣類とは一緒に洗わず敷パッド単独で洗い、洗濯ネットに入れて洗います。 洗濯ネットの目も細かいものの方が生地を傷めにくく毛玉もできにくいです。洗剤も粉末よりしみ込みやすい液体の中性洗剤がおすすめ。 洗濯絵表示を確認して、洗濯機で洗えるのか手洗いできるのかチェック。漂白剤が使えない生地もあるので、しっかり確認してください。
「洗濯機」で洗える場合
洗濯機で洗える敷きパッドのお手入れ方法を紹介します。 (1) あらかじめ敷きパッドを蛇腹におり、洗濯ネットに入れておきます。汚れが目立つ場所があれば、中性の液体洗濯洗剤を直接つけます。 汚れが広範囲の場合、液体の洗剤を薄めて直接つけるのもよし。汚れがひどい場所は、やわらかいスポンジで優しくなでるようにこすります。しかし、ゴシゴシこすると毛玉ができやすいのでご注意を。 (2) 洗濯機に入れて、中性の洗濯用洗剤を水量に合わせて投入します。もし黄ばみ、においが気になるのであれば、液体の酸素系漂白剤を追加して一緒に洗濯するとベターです。 (3) あればクリーニングコースやデリケートコースで洗濯します。なければ水量を多めにして弱水流で洗濯。脱水を1分と短めに設定して摩擦がおきにくいです。洗いモードが始まったら、一時停止を押して、フタをあけて敷きパッドをしっかり水につかるように沈めておきましょう。 (4) 洗濯が終わったら風通しのよいところに陰干しして、しっかり乾かします。