【ノア】潮崎豪が石川修司を倒して世界ヘビー王座2度目の防衛 試合後には永田裕志に宣戦布告!
<プロレスリング・ノア:新木場大会>◇24日◇東京・新木場1stRING ノア新木場大会「ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK ex.」のメインイベントで世界ヘビー級王座戦が行われ、王者・潮崎豪(42)が28分37秒の死闘の末、挑戦者・石川修司(49)から豪腕ラリアットで3カウントを奪って2度目の防衛に成功した。 潮崎は195センチ、130キロの“大巨人”石川の猛攻の前に苦戦を強いられた。強烈なエルボーを何発も食らい、終盤にはエプロンにたたきつけられ、カウント19で戻ったもののリングアウト負け寸前に追い込まれた。さらにスプラッシュマウンテンを浴びると足元もおぼつかなくなった。 それでも石川のジャイアントスラムを何とか回避し、ロープに振ろうとした石川の腕を放さずに豪腕ラリアットをたたき込んだ。リミットブレイクで石川の後頭部をマットに打ちつけ、最後は石川の強烈な張り手を連続で受けながら、気力を振り絞ってローリングエルボーを放ち、続く豪腕ラリアットで3カウントを奪った。 潮崎は試合後のマイクで「石川選手、ありがとうございました! もう1回じゃない、何度でも、何度でもやりましょう。やり尽くすぐらいやりましょう」と再戦を明言。そして松永準也(ZERO1)がリングに現れ、次期挑戦を直訴した。 潮崎が最後に「1つわがままを言わせてもらいたいんですけど、1人、借りを返さないといけない人間がいます。新日本プロレス、永田裕志! 場所はと日時はどこでもいいです。試合を、よろしくお願いします!」と永田に宣戦布告するとファンからは大歓声が上がった。 潮崎はバックステージでも「あの人に俺、勝ったことないんじゃないかな? リミットブレイクの旗揚げ戦で30分引き分け。タッグでしたけど。そして東金(新日本プロレス東金大会)。自分が(3カウントを)取られるという悔しい結果を生み出してしまったので。次は永田裕志、シングルで。しっかりと自分の借りを返して、また次に進みたいと思ってます」と対戦へ意欲を見せていた。