冬休みにやってみたい! ハマナカが教える羊毛フェルトの猫ポーチ、フタの部分が“まさか”のデザインになる仕掛けがかわいい
パーツをつける
フェルティングニードルとフェルティングマットを用意します。口元のパーツ用に羊毛(2グラム)を10×4センチ程度になるようにまとめ、刺し固めます。 フェルト化できたらマズル部分(下側の長辺中央)を何度も刺してへこませます。できたパーツを本体に置き、両端の毛の部分を本体にニードルでしっかり刺しつけます。 舌の部分(上に飛び出した部分)に舌の色の羊毛を少量巻き付けて刺しつけます(舌先4センチが目安です)。 先ほどカットした切り込みの上側を手でほぐし、下となじませるようにニードルで刺して一体化します。 全体を洗剤水で濡らし、刺した部分がなじむように摩擦します。A4サイズくらいのエアパッキンに本体をのせ、端からきつく巻きます。筒状になったものをトレイの上でごろごろ転がして圧縮していきます。裏面も同様に向きを変えながら転がし、全体のサイズを縮めていきます。 フェルト化が進んできたらエアパッキンをはずし、手のひらの中で本体を丸めながら圧縮を進めます。出来上がりの目安は、横12センチ、縦20センチです。 本体の部分にビニール手袋をした手を入れて底や側面にふくらみが出るよう、こすって形を整えます。 袋の口の部分を内側に折りたたみ、癖が付くようにこすります。癖が付いたら水洗いして洗剤分を落とし、洗濯機で脱水します。 中温のスチームアイロンで表面のシワを伸ばします。中にタオルなどの詰め物をして立体的にしてアイロンをあて、さらに形を整え風通しのいいところで乾かします。
目と鼻、猫の模様を付ける
好みの羊毛をフェルティングニードルで刺しつけて猫の模様と鼻を付けます。目はボタンを2つ用意し、針と糸で縫い付けます。 好みの色の刺しゅう糸で舌に線を付け、裏で糸始末をします。好みのヒモでひげを付け、抜けないように根元を結んでおきます(2セット)。 ひげを好みの長さにカットして、マズル部分にフラップを差し込んだら、猫ちゃんポーチの完成です。
完成!
出来上がったポーチは手のひらサイズで、小物などを入れるのによさそう。ペロンと見える舌や、言うことを聞かない感じのひげが、本物の猫ちゃんっぽくて愛らしいです。 模様は自由に変えられるので、好みの毛色にしてもOK。愛猫の模様で作ったら、さらに愛着が湧きそうです。
ねとらぼ