阿部詩の号泣敗戦に父「あの子らも負けることに慣れてないから」自分も「リアクション分からん」
パリ五輪柔道日本代表の阿部一二三、詩の父親である阿部浩二さんが17日、日本テレビ系「踊る!さんま御殿!!」に出演。パリ五輪で娘の詩がまさかの敗戦を喫したときの心境を語った。 【写真】詩はパリ五輪2回戦敗退 悔しさあふれて泣きじゃくる この日は「教育熱心なパパママ大集合」と題し、阿部さんが出演。自身は柔道の経験はないが、子供達が柔道に熱中していくのに比例するように、夫婦で子供達を熱心に支えるように。試合で負けては「僕らは柔道に全フリして、力注いでいて、今日は何がアカンかったんやと。彼らの内容ではなく、あの時に声をかけてあげられなかったとか、3週間前の食事がアカンかったのかとか。俺達の何が足りなかったかと、ずっと女房と話してしまう」と夫婦で反省会をしてしまうという。 先日のパリ五輪でも、兄の一二三は金メダルだったが、詩はまさかの2回戦敗退。号泣したまま動けなくなった姿は多くの人の印象に残った。浩二さんは「妹もちょっと負けてしまったんですけどね、そのとき僕らも会場で見てたんですけど、僕らもそこまで実感できてないんです。負けたなぁ…みたいな。負けてもうたなぁとなるが、いろいろ真っ白になったんでしょうね。何も考えられない状態になると、ああなってしまうと…」と詩の号泣を振り返った。 自分たちも「負ける想像は0なんです。ほとんど負けたことがなくて。最近」と親も敗戦は予想もしておらず。「あの子らも負けることに慣れてないから。えらいもんで、一番大事なときにリアクション分からん。私も周りもみんな」と振り返った。 さんまから、最初になんと言葉をかけたか?と聞かれるも「うーん。覚えてないんですよ」と言い、「お疲れさんと言ったのは覚えている。しょうがないなと言ったかどうか…」と、混乱していた心境も明かしていた。