ボディコンテストでグランプリに輝いた48歳・眼科医が披露した白肌ビキニボディ 「自ら健康美を体現」で患者の希望に
10月26日(土)、藍住町総合文化ホールにて『ベストボディ・ジャパン2024徳島大会』が開催され、高見瀧子(たかみ・たきこ/48)さんが、ベストボディ・ジャパン部門、ウーマンズクラスでグランプリに輝いた。ベストボディ・ジャパン協会が運営するボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン(BBJ)』は、一般的にイメージされる筋肉量の多さを競う大会ではなく、バランスのとれた肉体美と見た目の美しさが評価される大会だ。 【写真】眼科医・高見瀧子さんのスリムなビキニ姿
筋トレ開始後わずか2カ月でコンテスト出場!
ボディコンテスト歴2年目とは思えない堂々としたステージングで観客を魅了した高見さんは、「次は日本大会」と目を輝かせる。 「西日本大会、九州大会と連続でグランプリを頂けたので、この徳島大会もグランプリを獲りたいという想いで参加しました。グランプリを頂けて、とてもうれしいです。この勢いで、筋肉量を増加させて日本大会にも挑みたいと思います!」 高見さんは、周りの人々の頑張りや見た目の変化に影響されて、ボディコンテストへの参加を考えたそうだ。 「友人がミスコンに参加したり、知人の息子さんが格闘技大会に出場したりと周りの人々がボディメイクで素敵になっていく姿に感銘を受けました。その後、私がお世話になっている社交ダンスの先生がBBJに出場された際に仰られていた『筋トレやボディメイクは、ダンスにも好影響』との言葉に影響を受け、私もボディコンテストに挑戦してみようと思ったのです。すぐにパーソナルジムに通い始め、その2カ月後にはBBJの大会に出場していました。今思い返すと、本当に怖いもの知らずで無謀だったと思いますが、早い段階で大会の雰囲気を知ることができ、刺激にもなったので良かったです!」
「人々の視力を守りたい」眼科医としての思いと“健康美”の体現
大阪で眼科医として多忙な毎日を過ごす高見さんは「仕事が忙しく、正直トレーニング時間を割くのは厳しい」と語る。 「ボディメイクのための食事やトレーニングを『特別なイベント』として捉えるのではなく、習慣化することで日常的に動く習慣を取り入れるようにしています。例えば、階段は一段飛ばしで駆け上がる!周囲に迷惑のない範囲で、『隣のエスカレーターで歩いて登る人よりも、自分は階段で素早く移動する』をマイルールにしています。周りの人からは、せっかちでいらちな大阪のおばちゃんに見えているかもしれませんが(笑)。ゲーム感覚で、毎日の行動そのものをトレーニング化するようにしています」 食事に関しては「患者さんにオススメしている食事内容を自分も実践している」と高見さん。 「肥満傾向にある患者さんには『栄養素はしっかりと取り、不要なカロリーは取らないように』とご指導しています。お腹いっぱいでも完食してしまう方には『残す勇気』を、外食で残すのが申し訳なく感じる方には『注文時、ご飯の量を半分にお願いする勇気』を持つことが大切です。日常のちょっとしたことが積み重なって習慣となり、今後の身体つきに反映されていきますから、自分の性質を理解し、日常の行動に落とし込む必要があります。この方法は私も実践中で、ボディラインや体重は適切~やや細めを維持しています」 高見さん自身が運動習慣や食事管理を実践し続けることで、患者さんたちに多くの希望が生まれているようだ。
「内科医をしていたころ、メタボリックシンドロームが進行して糖尿病になってしまった患者さんが『糖尿病性網膜症』で視力低下や失明に陥り、生活の質が大きく低下して苦労する姿を多く見てきました。家族や私自身も網膜剥離で手術をした経験があり、人々の視力を守りたいという思いから眼科医で開業しています。これからも患者さんに指導している内容を私自らが実践し、健康的な身体でBBJの上位を目指していきたいと思います!」
取材・撮影:山口夏織