女子プロ唯一の「スリクソンZX7 MkⅡ LSプロト」ドライバーで飛距離260ヤード! 飛ばし屋・竹田麗央の最新セッティング
プロ3年目、ツアー序盤戦で好調なゴルフを続ける竹田麗央。叩けば260ヤードを軽く超えるというドライバーショットが武器のひとつ。初優勝を目指す、竹田の最新セッティング。 竹田麗央の最新セッティングはこちら
今季の使用ドライバーは、スリクソンZX7 MkⅡのLSというプロトモデル。スリクソンのドライバーを使う女子選手で、小ぶりに見えるフォルムのZX7のロースピン(LS)プロトを使うのは竹田のみ。ダンロップのツアー担当に聞いた。
「ZXシリーズの各モデルを実際に打ち、形状・打感・振り心地を気に入ったのが、ZX7でした。そして、最も飛距離が出ていたのが、(市販していない)ZX7 LSでした。今季開幕戦のダイキンオーキッドレディスからの使用です」(ダンロップ担当者)。ヘッドスピードが十分にあり、高弾道で落ち際から右に流れるフェードが持ち球の竹田にぴったり合ったわけだ。ロフト8.5度のヘッドを9.5度に寝かせて使う。
アイアンセットもスリクソンZX7 MkⅡ。ただし5Iだけは反発性能が高く、ZX7よりもロフトが1度立ったZX5 MkⅡを入れる。「ZX7の6IからPWは『球の高さが安定していて球筋のバラつきも少ない』とチョイス。5Iのみ『もう少し飛距離が欲しい』とリクエストを受け、ZX5をテストしたところイメージ通りのキャリーが出て決まりました」(同担当)
ウェッジはクリーブランドRTX 6 ZIPCOREの50度、54度、58度。ソールなどカスタマイズすることなく、そのまま使用とのこと。シャフトはアイアンと同じモーダス³ TOUR120。
パターはオデッセイAiーONE #7のショートスラントネックタイプ。構えた時のイメージと据わりの良さから角型マレットにこだわって数モデルをテスト。最後に残ったAiーONE #7とAiーONEーMILLED #7の2つから「転がりが良く、距離感も自分に合う」と決定、2月のオフ合宿から使い、そのまま今季のツアーに入っている。 ボールはスリクソンZスター。「打感の軟らかさと思ったようにスピンコントロールができるところと、アプローチでの食い付きが良くスピンが強くかかるところが気に入っています」(本人)