「どんな水でも安定しているのがブラック」AKチャター徹底解説! 巻きの釣りからボトムジャーク、タックル選定。
赤松健にとってチャターは特別思い入れの強いルアーだ。彼が求める理想的なチャターをカタチにしたのがAKチャターで、シリーズ展開や釣法もさらに拡大していっている。徹底的に釣り込んできたからこそ語れるチャターの魅力を赤松健が解説していく。 【画像】赤松健が語る「チャター解説」写真ギャラリー(23枚)
赤松 健(あかまつ・けん)
天才岸釣り師・村上晴彦に認められた一番弟子。師匠譲りのフィッシングセンスを持ち、独創的な釣りで次々とバスを釣り上げていく。一誠スタッフとしてルアー開発の才能も開花させている。滋賀県在住。
デカバスを呼ぶ波動・パワー・ピッチにこだわったのがAKチャター
AKチャターのオリジナルサイズがこの13g。デカバスが釣れるアクションを追求し、カタチにした赤松健の理想のブレーデッドベイトだ。水掴みが良く、ゆっくり巻いても速く巻いても釣れる振動をキープする。トレーラーはカタクチワームヤバクネがベストマッチする。 【画像キャプション】AKチャター 13g(一誠) & カタクチワームヤバクネ 4.5in(一誠) ◆ブレード/黄金比形状のステンレスブレード 形状は長くて幅広く、やや大きめ。薄すぎず厚すぎず、そのちょうどいい厚さに設計した。村上晴彦さんの美的センス的にもいいねと言ってもらえた形状だ。ブレードはビスで固定することで製品ムラを解消した。 ◆ヘッド/黄金比形状のステンレスブレード 形状は長くて幅広く、やや大きめ。薄すぎず厚すぎず、そのちょうどいい厚さに設計した。村上晴彦さんの美的センス的にもいいねと言ってもらえた形状だ。ブレードはビスで固定することで製品ムラを解消した。 ◆スカート/ブレードとヘッドにマッチする長さと本数 アクションのキレを向上させ、存在感のあるシルエットを実現するバランスに。また、少なくしたり増やしたりとテストをしながら、チドリが出るちょうどいい本数に設計。ブレードとヘッドにマッチする違和感のない長さにしている。 ◆フック/ショートバイトも拾うロングシャンクフック シャンクが長くてワイドすぎずナローすぎないフック形状。バスがくわえて手前に走ってきているような状況や、ショートバイトも掛かるようなセッティングにしている。すっぽ抜けさせず、向こうアワセで掛かりやすい。 ◆トレーラー/カタクチワームヤバクネをセットすることで完成 AKチャターはこのワームをセットしたときにベストバランスになるように設計。水を流しすぎるとブレードが暴れてしまうし、水を噛みすぎるとチャターらしさが良さが消える。カタクチワームヤバクネは縦扁平で左右に振れ、水を流しすぎずアクションを邪魔しない。 【画像キャプション】アクションのキレを向上させ、存在感のあるシルエットを実現するバランスに。また、少なくしたり増やしたりとテストをしながら、チドリが出るちょうどいい本数に設計。ブレードとヘッドにマッチする違和感のない長さにしている。