「どんな水でも安定しているのがブラック」AKチャター徹底解説! 巻きの釣りからボトムジャーク、タックル選定。
チャターはボトムを引くと数段釣れる
ボトムから50cmまでがチャターゾーン。表層や中層を巻くのもいいが、季節を問わず安定して釣れるのがボトムレンジだ。赤松さんがチャターを使うときは、ほぼ着底させてから巻いてくる。たまにボトムタッチしてイレギュラーアクションが発生しボーナスバイトが出る、ということも期待できる。
スピードと攻める水深で重さを使い分ける
AKチャターの重さは、10g、13g、21gの3種類。ブレードもヘッドもフックも、全部オリジナルよりも小さいのがJr.で、重さは8g。どのレンジを巻きたいのか、どの速さで巻きたいのかでこれらの重さを使い分けていく。 AKチャターJr.、AKチャター10g >> 水面直下~水深1m AKチャター13g >>水深0.5~1.5m AKチャター21g >>水深0.8~2.5m
ライアチャター(一誠)/スカートレスによる小魚シルエットチャター
スカートをなくすことでハイピッチ&タイトなアクションにし、ベイトフィッシュのリアルなシルエットを演出。ボトムをスローに引くこともでき、フィーディングフィッシュだけでなく、水温が下がってきた時期にも効果を発揮する。重さは7gと10gで軽量というわけではなく、ベイトタックルで使えるサイジングだ。
チャターはアップヒルに強いのでオカッパリ向き
スピナーベイトやスイムジグはフォールしながらもアクションが出てルアーが機能するが、チャターはフォールさせるときにブレードが動かないこともある。チャターは巻き続けることで最大の効果があるので、巻き上げも大得意。アップヒルになることが多いオカッパリには最適なルアーなのだ。 【画像キャプション】AKチャターJr.はスカートを2cmほどカット。こうすることで全体的なシルエットが整う。
チャターはフッキングに注意/ブレードをまっすぐにしてからアワセるイメージを
チャターはブレードを立てながら泳ぐのでフッキングがしにくいルアーだ。フッキングは巻きアワセが基本。バスがブレードごと丸飲みしていることを想定し、バスの口の中にあるブレードの向きをまっすぐにするイメージを持って巻きアワセをしていこう。 【画像キャプション】チャターで早アワセは禁物。すっぽ抜けたり、ブレードにラインが当たりラインブレイクすることもある。