「どんな水でも安定しているのがブラック」AKチャター徹底解説! 巻きの釣りからボトムジャーク、タックル選定。
いろいろな状況にマッチする一誠のチャターシリーズ
ライアチャター7g、10g、AKチャターJr.、AKチャター10g、13g、21g。「突き詰めていくとちょっとした違いのものも試したくなってくる。そのちょっとした違いが新しい釣り方の発見にも繋がってくるので、種類が増えていくんですよね」 【画像キャプション】ライアチャターとAKチャターJr. 、AKチャターは、それぞれ専用設計のブレードが備わっている。一誠のチャターシリーズは浮き上がりやすい設計。オカッパリでは重たいと感じる21gも、意外にも快適に引いてこれる。
チャターが効果を発揮するシチュエーション/フィーディング時、もしくは荒れたらチャター
濁りや雨といった荒れた状況でもルアーパワーのインパクトで釣ることができるのがチャター。あとは、バスがどこにいるかわからないときもチャターが便利。このアピールによりバスのほうからルアーにきてくれる。
プロトタイプバズベイト(一誠)/バズベイトにチャターブレードを搭載した意欲作
赤松さんがテスト中のバズベイトで、ストレートタイプ構造にすることで飛距離をアップ。ペラは2枚構造で独特のプロップ音を発生する。チャターブレードを付けることで浮き上がりを向上させている。すでに手応えを感じており、2024年の発売をめどに動いている。 【画像キャプション】ブレードは振動させるためではなく、ルアー自体の浮き上がりの良さを狙っている。
反射的に食わせるAKチャターのボトムジャーク
ロッドをジャークベイトを操るように下方向にジャークさせると、チャターがクイックにボトムバンプする。これをリズミカルに連続で繰り返す。ストレートリトリーブで食わない場合や、ショートバイトが続く状況で試してみてほしい。 【画像キャプション】ベイトが少なく水質はクリア気味、横方向の釣りにはどうも部が悪い。そこで効果的だったのがチャターのボトムジャークだ。
どんな水でも安定しているのがブラック
赤松さんはチャターではブラック系を使う場面が多い。「クリアでもマッディでも、黒は黒。どの水でも同じ色をしてくれるから安心して使えるんです。アタリが多いときはチャートやホワイトもローテしていくと数を伸ばせますよ」
チャターに適したタックル
ロッドは先調子、ギア比はお好みでOK。ロッドは、チャターが何かに当たったときに反発力でスタックを回避してくれる先調子ロッドが使いやすい。ジグロッドやワーミング系のロッドがそれに当たる。リールのギア比は各々が使い慣れたものでOK。ラインはやや太めのほうが安心だ。 ロッド:リコリスLRC-78H(一誠) リール:スティーズAⅡ TW 1000H(DAIWA) ライン:モンスターブレイブZ 16lb(DAIWA) ◆リコリスLRC-78M、リコリスLRC-78H(一誠)/赤松健監修チャターベイト 専用ロッド、リコリス 赤松さんのチャターへの情熱が詰まったAKチャターシリーズ専用ロッド。長さはロングキャストでき、操作感を失わない78レングス。10gまでは78M、それ以上は78Hがマッチ。チャターの巻き始めとモノに当たる瞬間に、命を吹き込めるロッドになっている。