壮行会 感謝忘れず堂々全力で 全校生徒らに健闘誓う センバツ旗授与も /京都
<第91回選抜高校野球 センバツ高校野球> 23日開幕の「第91回選抜高校野球大会」に出場する福知山成美の壮行会が20日、福知山市堀の同校体育館であった。1、2年の全生徒、職員、関係者ら約800人が見守る前で、行方一男・毎日新聞舞鶴支局長が丸山昌宏社長のメッセージを代読し、開会式の入場行進で掲げるセンバツ旗を同校に授与した。選手たちは多くの励ましを胸に、大会での健闘を改めて誓った。【佐藤孝治】 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 壮行会はベンチ入りする18人の選手を拍手で迎えた。兒島裕之校長は「甲子園で伸び伸び、しっかりと頑張って成美の心意気、元気さを見せてほしい」とあいさつ。大橋一夫市長も駆け付け、「晴れの舞台で最高のパフォーマンスをして、紫紺の優勝旗を持ち帰ることを心から期待している」と激励した。 選手を代表して岡田健吾主将(2年)は「支援してもらった人への感謝を忘れず、京都代表、福知山成美の代表として堂々と全力プレーしてきますので応援よろしくお願いします」と決意表明。井本自宣(さだよし)監督も「甲子園で一緒に校歌を歌えるよう、一つでも二つでも勝ってきます」と表明した。 選手たちには、生徒会長の金山花梨さん(2年)から「最後まであきらめずに頑張ってください。全校生徒が心から応援しています」と花束が贈られ、村田徹団長(2年)の先導で野球部応援団がエールを送って鼓舞した。 〔丹波・丹後版〕