「生理痛の痛みってどのくらい?」会社で初めて“生理の話” 生理痛体験研修を通して生理について考える
■「今日、解決はしない」ことをテーマに 「女性の活躍推進」や「健康経営」などの観点や、またここ数年「生理の貧困」という言葉が話題になり、学校や公共施設に生理用品が設置されるなど、「生理」に対する社会の注目は高まっています。 【写真を見る】「生理痛の痛みってどのくらい?」会社で初めて“生理の話” 生理痛体験研修を通して生理について考える しかし、その一方で生理についてはタブーと感じる人がいたり、正しい知識や理解がなかったり、女性同士でも分かり合えているとは限らなかったり…話題にするのが難しい問題です。 実はRKKでも、おそらく他の多くの会社と同じように「生理」について考えたり話したりする機会はありませんでした。今回、開局70周年記念特番でテーマの一つとして「生理」を扱うことになり、RKK社内で「生理痛体験研修」を実施することになりました。 (初出:2024年1月22日) ■開局以来初めて「生理」について考えてみた 研修に参加したのは、RKKで働く20代から60代までの男女20人。会社で生理の話を聞くのは初めてのことで、皆いつになく緊張していました。 研修を行うのは、大学教授などの研究者が集まって起業した大阪のベンチャー企業、大阪ヒートクール株式会社。 女子学生の発案で開発した生理痛を疑似体験できる装置を使って、全国で研修を行っています。 生理痛体験に使用する装置は、電極パッドを下腹部に貼り、電気で腹筋を刺激することで、生理痛を「弱」「中」「強」と段階的に疑似体験できるというものです。 田名網駿一アナウンサーが体験します。 体験スタッフ「まず弱から。」 田名網アナ「おお…おお!ダメだ 俺『弱』でもけっこうきてます」 そこからレベルを上げていくと… ■悶絶する男性陣と反応が薄めの女性陣 次に生理痛体験の装置を【レベル 中】に。すると… 田名網アナ「ああ!うお…ダメだ。今電極パッドを貼ってある所以外にも、上の所にも来るような気がします」 そして”レベル 強”では… 田名網「ああ!ああ!ちょっとちょっと!痛い痛い!」 田名網アナは「強」に耐えきれず、体験装置を落下させてしまいました。