【最新意識調査】自民支持率が回復傾向!立憲への追い風はやんだのか?
2024年6月(今回)の内閣支持率
続いて、内閣支持率を見ていきましょう。 米重氏「まったく横ばいですね」 この1カ月に起こった出来事で、岸田内閣の支持率が大きく動く状況はありませんでした。この点については、報道各社も同じ傾向です。 自民党の政治とカネの問題に対する対応も、世論が厳しい見方をしている状況は、変わっていません。 「全体として、内閣支持率や政党支持率に大きく影響する状況ではない」と米重氏は解説しました。
次に、年間の内閣支持率の推移も見ていきましょう。 MC千葉は「最近、東京都知事選がとても話題になっています。今、内閣がどんなことをやっているのかが注目されにくい状態にあるのではないか」という仮説を投げかけます。 米重氏は「中身が代わり映えしない、政治資金規正法の議論よりも、都知事選の方がSNSやテレビで面白い話題として取り上げられている」と同意しました。 加えて「(支持率に)今月動きがなかったということは、国政に対して、有権者の関心や期待が弱いということを、裏付けている」と解説しました。 MC千葉「ちなみに、都政の結果は、内閣支持率に変動を及ぼすものなのでしょうか」 米重氏は「あまり影響はないのではないか」と予想します。 その理由は、小池都知事は、自民党という政党ラベルを超えた存在。 仮に、蓮舫氏が当選したら少し影響があるかもしれないが、小池氏が当選しても、違う方が当選したとしても、今の時点では、内閣支持率にはあまり関係がないのではないかと語っていました。
次期衆院選比例投票先
続いて、次期衆院選の比例投票先の結果を見ていきましょう。 MC千葉「自民党の電話調査が少し上がっているように見えます」 前回の調査では、立憲がトップになり、自民党と差をつけていました。 立憲が3勝した衆院補選後には瞬間風速的に上昇しましたが、1カ月経過し、今の時点では落ち着きました。 「自民と立憲は横並び」と米重氏。「来月の結果がどうなるのかが、両党の勢いを可視化することになると思う」とコメントしました。