【JAIA試乗会】車とは別格のモビリティだった! テスラ モデル3 ロングレンジ AWD
最後に、トヨタは昨年4月に佐藤社長に代わり、2026年までにBEVを年間150万台販売目標と発表し、2023年度では20万台以上販売する予定だったが、昨年10月に12.3万台に下方修正している。個人的見解であるが2026年に150万台販売することは非常に難しい目標に思える。一方テスラは2023年に年間180万台以上販売した。過去の成長率から考えると2026年に500万台以上販売する可能性は十分あると思われる。 約30年前、日本製の携帯電話が全世界に売れていたと思うが、今や国産メーカーのスマートフォンは無いに等しい。車は今のところしばらくは、EVより内燃機関の割合が多く推移していきそうだが、数十年後に万が一BEVが主力にシフトした場合、携帯電話のように日本製の車が無くなっていないことを願っている。
池淵 宏