「めちゃくちゃ上手かった」相手守護神も感服! 矢板中央のU-18日本代表GK藤間オタビオ広希が披露した計り知れないポテンシャル。期待されるプロ入り、そしてその先へ【選手権】
3回戦で上田西に敗戦
[高校選手権・3回戦]上田西(長野)2-0矢板中央(栃木)/1月2日/フクダ電子アリーナ 【動画】上田西のGKがいきなりPKストップ!矢板中央戦のハイライト 1月2日に行なわれた第103回全国高校サッカー選手権の3回戦で、矢板中央が上田西と対戦。0-2で敗れ、ベスト16で大会を後にした。 1点目の場面で、相手の鋭いシュートを弾いたところを詰められて失点したU-18日本代表のGK藤間オタビオ広希は試合後、「自分のミスで負けてしまったので、申し訳ないという気持ち。ここで下を向いていても上達に繋がらないんで、これを糧に大学サッカーを頑張りたい」と前を向いた。 今大会の藤間は、1回戦で2年前の王者・岡山学芸館を2-1、2回戦で超高校級FW高岡伶颯を擁する日章学園を同スコアで破ったチームで、小さくない存在感を発揮。身体能力の高さを活かしたファインセーブだけでなく、安定したフィードも光った。 本人は、「自分の中ではもっといいキックが蹴れるんで、フィールドで配給できなくて、自分(の良さを)出しきれなかった」と納得していない様子だった。 だが、この試合でPKをストップし、ヒーローとなった上田西のGK牧野長太朗もこう舌を巻いていた。 「相手のキーパーはめちゃくちゃ上手かった。大きい分(187センチ)、ハイボールがとても強くて、フィードが正確で、フォワードに絶対に当てる。やっぱり日本代表はすごいなと感じました」 大舞台で計り知れないポテンシャルを披露した藤間は卒業後、駒沢大学へ進学する。順調に成長すれば、その後のプロ入り、そして日本代表入りも期待されるような逸材である。 取材・文●江國森(サッカーダイ窮地ジェストWeb編集部)
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