リヴァプール、アーセナル、バルセロナらも移籍先候補だった? インテルを選んだMFジエリンスキが明かす今夏の舞台裏
イタリアでのプレイを望んでいた
インテルでプレイするポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(30)は今夏そうそうたるクラブから興味を持たれていたことを明かした。英『Football Insider』が『Kanal Sportowy』にて同選手が語ったことを報じている。 2016年よりプレイしていたナポリを昨シーズン限りで退団したジエリンスキ。セリエA屈指の実力者だった同選手にナポリも契約延長を打診したが、同選手はこれを拒否し、契約満了で退団した。そんな同選手には多くの欧州ビッグクラブから獲得の話があったという。 「リヴァプール、アーセナル、アトレティコ・マドリードなどのクラブが私に興味を示していたし、バルセロナからも具体的なオファーがあった。しかし、私はイタリアが大好きだ。ナポリに到着したとき、すぐにとても居心地が良いと感じた。だからイングランドに移住するのは私にとって難しかっただろう」 「スペインについて考えることもできたが、私の優先事項はイタリアでキャリアを続けることだった。今はインテルにいるが、ナポリは依然として素晴らしいクラブであり、そこで契約を更新したかった」 ジエリンスキはサウジアラビアからもオファーがあったことも以前明かしていたが、同選手はイタリアでキャリアを続行することが優先であり、最終的にはインテルに4年契約で移籍を果たした。 新天地のインテルではここまで公式戦12試合に出場し2ゴールをマークしているジエリンスキ。CLでは4試合のうち3試合でスタメンで出場しているが、リーグ戦でのスタメンはまだ2回に留まっている。しかし、リーグ連覇とCL制覇を目指すインテルにとって選手層は必須で、ジエリンスキにも大きな期待が寄せられている。
構成/ザ・ワールド編集部