帝京大可児、4大会ぶり3回戦進出 エースFW加藤隆成主将、2年生青木のゴールなどで5点快勝【全国高校サッカー】
◇31日 サッカー 第103回全国高校選手権2回戦 帝京大可児5―1大分鶴崎(西が丘) 6大会連続出場の帝京大可児(岐阜)は前半に主将のFW加藤隆成(3年)の得点で先制すると、後半にも4ゴールを重ね、大分鶴崎を5―1で下し、4大会ぶりの3回戦進出を決めた。 帝京大可児は0―0の前半22分、後方からのパスに反応したFW加藤隆成がゴール前で相手DF2人を巧みなフェイントで振り切り、狙い澄ました右足でネットを揺らした。 大分鶴崎に短いパスの組み立てから再三サイド突破を許すがゴールは割らせず。1点リードして迎えた後半は帝京大可児の攻撃陣が爆発。後半20分にMF青木嘉宏(2年)がペナルティーエリア内で相手GKをかわして右足で流し込むと、同24分にはMF松井空音(あまね、3年)も右足でたたき込み、直後には再びMF青木がこの日2点目のゴールを決めた。 後半33分に大分鶴崎に1点を返されたが、その後も攻撃の手を緩めず、試合終了間際に途中出場のMF鶴見一馬(3年)が追加点を決めて5―1で快勝した。 帝京大可児は来年1月2日の3回戦で前橋育英(群馬)―愛工大名電(愛知)の勝者と対戦する。
中日スポーツ