元日本代表MF高萩洋次郎が現役引退を発表「すべてがかけがえのないもの」
元日本代表MF高萩洋次郎が現役を引退することを発表した。 現在38歳の高萩は、サンフレッチェ広島のユース出身で、2003年にトップチームに昇格。2006年には愛媛FCへの期限付き移籍も経験した後、2015年1月にはウェスタン・シドニー・ワンダラーズ(オーストラリア)、同年7月にはFCソウル(韓国)へ移籍し、2017年からFC東京でプレー。2022年7月から栃木SCへと期限付き移籍し、翌年完全移籍となった後、2024年はアルビレックス新潟シンガポールに加入していた。 アルビレックス新潟シンガポールでは13試合に出場した高萩だが、一身上の都合で退団の申し出をし、 クラブ・本人両者合意のもと契約を解除することが昨年10月8日に発表。同11月23日をもってチームを離れてフリーとなっていた。 2013年7月には日本代表デビューを果たし、通算3試合に出場したほか、J1リーグでは通算325試合出場で25得点、J2リーグでは通算137試合出場で19得点などを記録した高萩は、今回自身の公式インスタグラムを更新し、現役引退を決断したことを明らかにした。 「みなさま、お久しぶりです。髙萩洋次郎です。このたび、現役を引退することを決めました。2003年にサンフレッチェ広島でトップチームに昇格させていただいてから、これまで本当に色々な経験をさせていただきました。様々な土地や、国でプレーさせていただき、そのすべてがここまでプレーできたことに繋がっていると思います。そして、すべてがかけがえのないもので、自分のサッカー人生に彩りを与えてくれました。また、その経験も色々な方々の支えがあったからこそだと思います。本当に幸せで最高のサッカー人生でした。あらためて、この場を借りて自分のサッカー人生に関わってくれたすべての人に感謝を伝えたいです。本当にありがとうございました」
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