【新型】BMW M5セダンの価格は1998万円!先代から価格据え置きの戦略的な価格設定と圧倒的な技術進化が特徴の一台
実は世界的に見ても成長市場な「BMW Mハイパフォーマンス」モデル
2024年10月2日、BMW M5の新型モデルが日本で発表されました。価格は先代M5と同じ1998万円と戦略的設定ながら、BMW M史上最強スペックを誇るプラグインハイブリッド車へ進化しました。 【写真はこちら】パフォーマンスの進化、プラグインハイブリッド技術、安全運転機能、豪華装備などが充実(全11枚) BMW M5は1988年の初代登場以来、ラグジュアリーセダン+ハイパフォーマンスユニットを組み合わせたスポーツサルーンの先駆者として世界中で高い評価を得てきました。 新モデルが登場するたびにそのパフォーマンスは進化する一方で、ボディの肥大化、価格の向上などのネガティブとも取れる副産物も生まれてきたことも事実です。 ですがM5を含めた「BMW Mハイパフォーマンスモデル」のマーケットは意外にも成長市場で、実は直近の2023年にはBMW Mモデルは全世界で20万台の売り上げを樹立。それは22年の17万台と比べると約14%も拡大していました。と、まさにメキメキと成長し続けているセグメントでもあります。 そして今回登場した新型M5。まず注目すべき点はそのパフォーマンスです。新型ではM5史上で初めて「電動化」されたことがトピックで、4.4L V8ツインターボエンジンにプラグインハイブリッドシステムを搭載しています。 この「M ハイブリッドシステム」は2023年に登場した「XM」で先に搭載された技術ですが、より小さく、軽量な5シリーズに採用されたことで、比類なきパフォーマンスを手に入れました。 システムトータル出力は727ps、最大トルクは1000Nmを実現。0→100km/h加速は3.5秒、最高時速は305km/hという性能を誇っています。 一方でプラグインハイブリッドシステムを搭載するため、電気のみでの走行も可能。満充電からのEV走行可能距離は約70kmという、充電環境さえ整えていれば普段の通勤やお買い物では電気自動車として使用することもできる数値を実現しています。
日本仕様はカーボンルーフを標準装備するなど装備も充実
グローバルで販売されるM5ですが、日本仕様は装備の充実ぶりも特徴です。 先代後期モデルから搭載された「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」を標準装備するほか、スマートフォン操作で完全自動駐車が可能な「パーキング・アシスト・プロフェショナル」や、カーボン強化樹脂製のルーフ、レザーメリノシートやBowers&Wilkinsダイヤモンドサラウンドシステムなどの豪華装備も標準装備されています。 さらに3年間の主要メンテナンスが無償となる「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」も新車購入時に無償で付帯されるなど、購入後のケアも安心です。