AGF、鈴鹿サーキットをイメージした売場でパウダーの新市場創造 イオン・三重県との三位一体で
味の素AGFは、西の生産拠点・AGF鈴鹿がある三重県の売場で鈴鹿サーキットをイメージした販促物を用いるなどして、ココロとカラダの健康や循環型社会に貢献できるものとしてパウダードリンク市場の創造に挑む。 売り込むのは、今年3月1日に新発売しマイボトル専用パウダードリンク「ブレンディ」マイボトルスティック(以下、マイボトルスティック)シリーズ。 同シリーズは、マイボトルと組み合わせることで、簡便・バラエティ・環境・経済性の4つの生活価値を訴求するスティックで1杯分ずつ個包装されたパウダードリンク。茶系など嗜好ニーズに加えて止渇ニーズに対応した計6品をラインアップする。
4つの生活価値のうち環境に着目してパウダードリンク市場の創造に積極姿勢をみせる流通企業の1つがイオングループ。 イオングループは、気候変動や資源の枯渇、生物多様性の損失といった環境課題、社会課題に直面するなかGX(グリーン・トランスフォーメーション)に注力。 このGXの取り組みに、マイボトルスティックの思想や事業活動と連動させて社会活動を行うCSV活動・味の素グループシェアドバリューの考え方が合致した。 その中で、イオン創業の地である三重県では、三重県ともタッグを組んだ三位一体で先進的な取り組みがなされている。
冒頭の売場は、イオンリテールが3月28日にオープンしたショッピングセンター「そよら鈴鹿白子」の核店舗「イオンスタイル鈴鹿白子」にある休憩スペース付近の特設売場。 サーキットの販促物は「三重スマートサーキット」と名付けられ、マイボトルスティックの売れ行きに伴い道路のランプがゴールに向かって1つずつ点灯する仕組みになっている。 マイボトルスティックはペットボトル(PET)飲料の代替にもなることから、電光掲示板では、マイボトルスティック1本・500mlPET換算で、累計の代替PET本数も表示している。 販売個数は1か月ごとに集計され、月初に集計結果を反映してランプの点灯数が増えていく。