“ひとり夏休み”に泊まりたい宿5選|まろが行く、ひとりホテルのすゝめVol.17
そのテーマは、お宿に一歩足を踏み入れただけで、すぐさま感じることができます。まず目を惹くのは、この地の文化・歴史から考え抜かれた民族的モダンな作品たち。
八瀬の景色とリンクするような自然素材が用いられて、いるだけで癒される空間となっています。
そして、お茶にサウナと癒しのコンテンツが盛りだくさん。
不定期にはなりますが、カウンターで美しい苔庭を眺めながらゆっくりお茶をいただけて、〈サウナしきじ〉の娘さんが手がけられたプライベートサウナでととのえて、みるみると心身が回復していくのが感じられます。
お食事も大変おいしく、ディナーは薪火料理を、朝は養生朝食をいただけます。日常から離れて一度リセットしたいときに、ひとりで籠りたくなる場所です。
4.マイペースに、ひとりのんびり島旅。〈SOIL Setoda〉
「もう何にもしたくない!」「とことんのんびりしたい!」ときにおすすめなのが、ひとり島旅。とはいえ、島旅ってやったことない方からすると、ひとりというのも含めて、ハードルが高いですよね。 そんな方にぴったりなのが、生口島・瀬戸田町の港のすぐそばにある〈SOIL Setoda〉。ホテル、レストラン、セレクトショップ等の複合施設で、ある意味ここ自体がもう街になっていて、泊まりながら島旅をしている感覚を味わうことができます。
私が泊まったお部屋は「Terrace Studio」。
ここから眺める瀬戸田の景色が大好きで、お酒やこの地ならではの柑橘ジュースを片手に、とにかくぼーっとしました。
夜は近くの銭湯〈yubune〉に行って、夜風を浴びながら、満点の星空を見上げて帰るなんていうのも最高で…。
そして、お宿の中にいるだけでなく、レンタル自転車でサイクリングするのもおすすめ。 自転車を漕ぎながら景色を味わい、めいっぱい島の空気を吸い込むだけで、とってもリフレッシュできます。皆さんも、この夏はマイペースなひとり島旅、いかがですか?
5.“ひとり沖縄”のすゝめ。〈ホテル アンテルーム 那覇〉
ひとり旅の目的地として沖縄を思い浮かべる人は、あまり多くはないのかもと思うのですが、実は私もそのひとり。沖縄はずっと、誰かと楽しむものだと思っていました。