【中継録画】はやぶさ2、人工クレーター生成実験の詳細は? JAXAが会見
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日午後3時からJAXA東京事務所で記者会見を行い、小惑星「リュウグウ」を観測している小惑星探査機「はやぶさ2」の現状と、リュウグウに人工クレーターを作る実験について詳細を説明する。 【動画】はやぶさ2の現状と人工クレーター実験についてJAXAが会見 人工クレーターの生成実験は、ライナと呼ばれる重さ2キロの銅の塊を秒速2キロの速度でリュウグウ表面に打ち込み(衝突装置)、直径数メートル程度の人工クレーターを生成するもので、そのクレーター内に着地して地表下の物質を持ち帰ることを目指す。4月上旬の実施を予定している。 JAXAは5日に行われた会見で、3回のタッチダウン(着陸)を計画していたが、1回目で十分にサンプルが採取できた可能性があり、また今後は太陽に接近し地表が高温になるため近づけないことから3回目の実施を見送る可能性があるとしている。
◎記者会見 登壇予定者 JAXA宇宙科学研究所 研究総主幹 ・久保田孝(JAXA宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系教授) 「はやぶさ2」プロジェクトチーム ・プロジェクトエンジニア 佐伯孝尚(宇宙科学研究所 宇宙飛翔工学研究系 助教) ・衝突装置・サイエンス担当 和田浩二(千葉工業大学惑星探査研究センター 主席研究員) ・分離カメラ(DCAM3)・サイエンス担当 小川和律(神戸大学大学院 理学研究科惑星学専攻 技術専門職員) ※この会見の模様をTHE PAGEのYouTubeチャンネルでライブ配信します。