繁忙期の味方のコーヒー!一日何杯までなら飲んでいいの?「スタバ」と「インスタント」では、年間費用はどの程度差がある?
現代の日本において、コーヒーは国民的な飲み物の1つといえます。コンビニや自動販売機でコーヒーを買ったり自宅で淹れたりするなどして日常的に飲む方も多いでしょう。 そこで、本記事では1日に飲んでいいコーヒーの量や、コーヒーのメリットやデメリットなどを紹介します。 また、人気のコーヒーショップとインスタントのコーヒーを比較した際の年間費用についても解説します。支出が気になる方は参考にしてください。
コーヒーのメリットとデメリット
コーヒーのメリットは以下の通りです。 ・糖尿病のリスクの低下 ・子宮体がんや肝臓がんのリスクの低下 ・死亡リスクが低い コーヒーを習慣的に1日3~4杯飲む人は、2杯以下や飲まない人に比べて糖尿病や子宮体がん、肝臓がんとそれに関連する肝硬変のリスクを低下させる可能性があるとされています。 加えて、1日3~4杯まではコーヒーの摂取量が増えるほど、心疾患や脳血管疾患、呼吸器疾患などによる死亡リスクが低下したとするデータもあります。メリットに対し、コーヒーのデメリットは以下の通りです。 ・胃酸の分泌により、大量に摂取すると胃が荒れやすくなる ・眠気覚ましによる、身体へかかる負担の増大 ・カフェイン依存症の可能性 コーヒーに含まれるカフェインには眠気を覚ます効果があることは有名ですが、眠気は本来、身体の疲れによって感じるものです。身体の疲れによる眠気をカフェインで無理やり覚ますと、後で強い疲労に襲われることが多く、身体にかかる負担も増大します。 大量にカフェインを摂取する行為が日常的になると、カフェイン依存症になる危険性もあります。カフェインを摂取しないと頭痛や吐き気、不安などの離脱症状を引き起こすことがあり、非常に危険です。
コーヒーの摂取許容量
日本においてはカフェインの摂取許容量は決められていないものの、海外では成人で1日400mgとするケースが一般的です。含有量は製品により異なりますが、400mgはコーヒーで4~5杯分に相当します。 つまり、1日にコーヒーを飲んでもいい目安は4~5杯といえますが、カフェインにおける感受性には個人差があります。体調不良を感じる場合は、目安よりも飲む量を抑えるとよいでしょう。 なお、カフェインはコーヒーだけでなく、お茶やエナジードリンクなどにも含まれます。そのため、あくまでカフェインの摂取量として判断するよう注意してください。