羽生結弦さん、プロ3年目で感じる心境の変化。「周りの人の力を頼れるようになった」
プロ転向後も新たな表現に挑戦し続けるフィギュアスケーターの羽生結弦さん。『ESSE』新年号の表紙を華やかに飾り大きな注目を浴びています。心境の変化や、大切にしている思いなどを伺いました。 羽生さんの写真をもっと見る
撮影中、自ら選んだBGMは親友の曲
深紅の撮影セットへ向かった羽生結弦さんは、スマホを手に取り、自らBGMをセレクト。選んだのは、アイスショーでコラボレーションしたこともあり、親友でもあるミュージシャン・宮川大聖さんの曲「略奪」と「ラストアンビエント」でした。ショーの本番さながらに、しなやかに体を動かすさまに、スタッフからも歓声が上がります。 2022年にプロとして新たなスタートをきって以来、スケーターとして史上初となる東京ドームでの単独ショーや全国ツアーを成功させるなど、前例のないチャレンジを続けている羽生さん。プロ3年目を迎え、「周りの人を頼れるようになった」と話します。
周りを大切にできるようになったからこそ、自分のことも大切にできている
「競技時代は、すべての方の思いを背負って、結果を出さなければいけない…というプレッシャーがありました。でもプロとしてショーの演出や構成に関わるようになってからは、それぞれの分野の専門家の力を借りて、自分の世界を拡張していけるようになりました。僕が大人になった、ってことかもしれませんけど(笑)。周りを大切にできるようになったからこそ、自分のことも大切にできている気がします」 常にアップデートを続ける羽生さん。2025年はどんな新境地を見せてくれるのか、目が離せません。 羽生さんがリンゴを手にするのは、フォトグラファー・矢口 亨さんのアイデア。撮影当日は、さまざまな色味やツヤのリンゴを用意し、もっとも雰囲気に合う「ジョナゴールド」での撮影となりました。 衣装クレジット:<黒衣装>シャツ¥46200(GALAABEND/3RD[ i ] V ISIONPR) イヤーカフ¥11000(LION HEART/Sian PR) パンツ(スタイリスト私物) <白衣装>ブラウス¥44000、スカーフ¥12100(ともにGALAABEND/3RD[ i ]VISIONPR
ESSE編集部