「26歳まで生きてくれた難病・クルーゾン症候群の次男」稲川淳二(77)障がいを特別扱いしない活動を続ける現在地
私は自分がデザイナーで絵が好きだから、とくにそう思うのかもしれませんが、彼らを特別扱いするつもりはありません。我々が描けないものを描けるって、純粋にすごいことじゃないですか。すばらしい作品を世に出したいという強い思いを持って、これからも活動を続けたいですね。 PROFILE 稲川淳二さん いながわ・じゅんじ。怪談家。1947年、東京都渋谷区生まれ。桑沢デザイン研究所を経て、工業デザイナーとして活動。1996年通商産業省選定グッドデザイン賞「車どめ」を受賞。その一方で、タレントとして、ワイドショー・バラエティー・ドラマと多くのメディアに出演。また、怪談界のレジェンドとして、若者からお年寄りまで広いファン層を持つ。“稲川淳二の怪談ナイト”の全国ツアーは、32年目を迎える。
取材・文/岡本聡子 写真提供/ユニJオフィース、オフ・ショア―、ジェイ・ツー
岡本聡子
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