電気代5000円→94円に減った月も。オール電化住宅に蓄電池をあとづけ
蓄電池を設置後、買っていた夜間の電気が減った
蓄電池をあとづけしてからは、発電された電気を充電。発電のない夜間の時間帯は、蓄電池にたまっている電気を使う生活に。入浴をしたり、夜ごはんをつくったり…、蓄電池の電気を使うようになって、夜間に買う電気の削減につながりました。 これにより1日の買電量が0kWhの日も出てきました。買う電気の大幅な削減になったことで、驚くことに電気代が100円をきる月も!
設置後は基本料金のないプランに変更
じつは蓄電池をあとづけする前に、電力会社の見直しをしました。そして、新電力の基本料金のないプランに変更。 蓄電池の設置後、夜間の電気を蓄電池からまかなえるようになれば、多少電力単価が高くても基本料金がないプランにした方が、お得になると考えたからです。実際に蓄電池を導入して買電しない日もあったので、プランの変更は正解だったと思います。 では、蓄電池を導入する前の電気代とあとづけしてからの、電気代の比較を見ていきましょう。 上のグラフは、青い線が蓄電池を導入する前の電気代。黄色の線が蓄電池をあとづけしてからの電気代です。日々の生活はまったく変えていませんが、蓄電池をあとづけしてから電気代が、大幅に減りました。 冬期の1~2月は、全館床暖房が24時間稼働しています。そのため、深夜の2時頃には、蓄電池の充電がなくなってしまいます。 それでも電気代が、半分以下に抑えられていたのはありがたい限り。5月になると94円を実現。100円以下の電気代には驚きでした(前年の5月は5271円!)。
蓄電池を設置したあとも、売電額は想定以上!
上のグラフは、青が蓄電池を導入する前の売電額。緑が蓄電池をあとづけしてからの売電額です。 蓄電池の充電には、太陽光発電を使用しているものの、売電はまだ残っていました。以前と比べても、半分も下がっておらず、想定以上に残っている結果でした。
蓄電池で電気代を抑えながら楽しく生活できる
上は、アプリでわかる「発電・充電」状況です。天気のいい日は、100%充電になり、自家消費しているぶんを差し引いても、かなり売電していることがわかります。 ちなみに、太陽光発電から蓄電池の充電をしているため、雨の日はフル充電できません。そんな日があっても、電気代が以前より半分以下になったことに満足しています。 また、事前に雨で発電が見込めないとわかったときには、できる範囲で工夫を。食洗機を使わず手洗いにする、洗濯を翌日にずらすなどしています。 節電意識も高まりました。今後も、小さな節電を心がけ、楽しみながら暮らしていきたいと思います。
富山かのん