富山の老舗和菓子屋が作った「高岡ラムネ」…落雁の木型デザインを使っています
高岡ラムネ
180年以上続く老舗和菓子屋の大野屋(高岡市)。若い人が伝統的和菓子に触れる機会が少なくなった現代、気軽に楽しんでもらえるものができないかと、思案の末、行き着いたのがラムネだった。
国産材料にこだわり、富山県産コシヒカリの米粉を使い、ふんわりとやわらかい風味に仕上げた。口に入れた瞬間に甘酸っぱくほどける舌触りがたまらない。
ショウガやイチゴ味をはじめ、高岡市特産の「国吉りんご」や氷見市のウメなど地元の味覚もラインアップに取りそろえている。
「大事にしているのは季節感」
「大野屋」企画担当の大野悠さん 「和菓子屋として大事にしているのは季節感です。昔から使ってきた木型の、四季の草花や縁起物をかたどった美しい柄を見て楽しんでもらい、現代風の落雁、新しい和菓子として、様々な味をご堪能ください」
お取り寄せ
10個入り594円(税込み・送料別)。注文は店頭、ホームページで。
全国各地の郷土色豊かな味覚。お取り寄せもできる「ふるさとの逸品」を紹介します。記事中の値段などは紙面掲載時のものです。