【博多ストーカー殺人】裁判メモ(3)「できるだけ長く刑務所へ」「一片の慈悲もなく残忍極まりない」
◆最後に「ほんまに待ち伏せなどしておりません」
審理の最後に、事件に対して被告が意見を述べる「最終意見陳述」で、裁判長は寺内被告に以下のように質問しました。 Q「最後に話しておきたいことは?」 A「ご遺族の方、この度は大切な人の命を奪ってしまい申し訳ございません。お孫さんの成長を見守る母(※)の権利を奪ってしまったことは申し訳ありません。毎日毎日後悔しております。幸せな家族の時間を奪ってしまい申し訳ありません。全てにおいて僕が悪いと思っています」 (※「お孫さん」=川野美樹さんの母親から見た孫、「母」=川野美樹さん) Q「それで大丈夫ですか?」 A「ほんまに待ち伏せなどしておりません」 Q「以上でいいですか?」 A「川野さんには本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」 以上ですべての審理は終了し、判決は6月28日(金)に言い渡される予定です。
テレビ西日本