センバツ2023 組み合わせ抽選 英明 智弁和歌山と対戦/高松商は第7日第2試合 /香川
18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第95回記念選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールであった。【山口敬人、中田博維】 ◇英明、智弁和歌山と対戦 第2日第3試合 ◇高松商は第7日第2試合 抽選では、四国勢4校はそれぞれ準決勝まで対戦しないよう、また同一県から出場する香川の英明と高松商は決勝まで当たらないよう振り分けられた。 昨秋の四国大会を制した英明は、第2日(19日)第3試合で智弁和歌山と対戦する。香川純平監督は「相手は強豪校。胸を借りるつもりで戦いたい。(甲子園は)大きな舞台。実力以上のものは出せないので、きちんと実力を出せるように調整したい」と話した。 高松商は、出場36校で最後の登場となる第7日(24日)第2試合で、東邦(愛知)―鳥取城北の勝者とぶつかる。長尾健司監督は「調整は難しいが、(うちは)昨夏の甲子園経験者がメンバーの半分以上いる。どちらが来ても私たちより上だが、守りを中心にリズムを作って粘り強く戦いたい」。 高知は第1日(18日)の第2試合で北陸(福井)と顔を合わせる。浜口佳久監督は「相手はうちに似て、チームが一つになって粘り強く戦っている印象。違うのは素晴らしい投手がいること。つなぎの野球で足を絡めて攻めていきたい」と話す。 21世紀枠で出場の城東(徳島)は、第5日(22日)第3試合で東海大菅生(東京)に挑む。新治良佑監督は「東京の優勝チームで素晴らしい投手がいる。自分たちの野球がどこまでできるか。機動力を一つの武器にチャレンジ精神を持って、思い切って戦いたい」と意欲を示した。 選手宣誓は高松商の横井亮太主将が行うことになり、「やるからにはしっかりやりたい。高松商の伝統的な言葉として“一枚岩”がある。そんな言葉を入れたい」と話した。大会は休養日を含め14日間で開催される。