師走の恒例となっている「今年の漢字」が先ほど発表され、オリンピックや政治の裏金問題などで話題となった「金」が選ばれました。 毎年１２月１２日の漢字の日に発表される「今年の漢字」。全国からの応募で、１万２１４８票を獲得し１位に輝いたのは「金」でした。 数多くの金メダルに沸いたパリオリンピックパラリンピックに、大谷翔平選手の値千金の活躍。２０年ぶりの新紙幣などが話題になった一方、政治の裏金問題や止まらない物価高騰にも注目が集まりました。 １９９５年から始まり３０回目となった「今年の漢字」。「金」が選ばれたのはこれで５回目となります。 清水寺・森清範貫主） 「私はいま日本の情勢や世界の世相を鑑みて、和という字ができるようなそんな社会になってほしい。和を書きたい」。 様々なニュースが駆け巡った２０２４年。あなたにとっての「今年の漢字」は？ ６０代） 「仕事をリタイヤして仲間同士で旅をするようになって「旅」。おいしいもの食べて過ごしていこうというのがすごい楽しい」。 ６０代） 「移る。単身赴任だったんですがこの４月に戻ってきた。ひとりの生活から家族との生活になったので正直言って居場所がないかな。１５年もあけると居場所なくなっちゃうんすよね。やっぱりね」。 東京から来たこちらのご夫婦。札幌旅行を決めたのは出発の前日だったそうで。 ３０代） 「いつも２．３日前に決めて１０月も来たんですけど、紅葉を見に。それも２，３日前に計画してすぐ来ちゃう。「軽」いとかね。フッ軽です」。 ２０代） 「生まれる。今年生まれました。颯大です。さわやかできびきびした様子みたいな意味があるのでそういう風に育ってくれたらなって思ってつけました」。