ギャンブル代欲しさに…ゆうパック配達員の愚行 つり銭を16万円窃取、その顛末 北海道
日本郵便北海道支社は、札幌市東区の丘珠郵便局で、集配委託会社の従業員(当時)が、つり銭用現金を窃取したことが判明したと発表しました。 つり銭を盗んだのは、ゆうパックの配達や集荷をする集配委託会社の従業員だった男性(20代)です。 日本郵便によりますと、男性は2024年10月28日から11月21日までの間、計8回にわたり、丘珠郵便局の現金管理機からつり銭用現金を出金し、計16万円を窃取したということです。 つり銭は代金引換ゆうパックなどで使用するもので、7回についてはその日のうちに出金した金額を返金していましたが、11月21日は当日中に返金できなかったことで事案が発覚し、社内調査したところ、過去にも7回同様の行為をしていたことが分かったということです。 男性は2024年7月から勤務していましたが、すでに委託会社により契約解除となっています。 男性は「ギャンブル代欲しさにやった」と説明していて、日本郵便は「今般の事案を受けて必要かつ適切な再発防止策を講じるとともに、集配委託会社に対するコンプライアンス指導の徹底に努めてまいります」とコメントしています。