バックスを復活に導くアデトクンボが通算24回目の週間MVP!バーンズは“リーグ最遅”13年目で初戴冠|NBA第5週
現地時間11月25日、NBAが今季第5週の週間最優秀選手を発表し、イースタン・カンファレンスからミルウォーキー・バックスのヤニス・アデトクンボ、ウエスタン・カンファレンスからサンアントニオ・スパーズのハリソン・バーンズが選出された。 【動画】アデトクンボとバーンズの第5週ベストゲーム! 11月18日(月)から24日(日)の期間中、4試合に出場したアデトクンボは平均32.5点、10.8リバウンド、7.3アシスト、フィールドゴール成功率61.2%(52/85)をマーク。チームを4連勝に導き、キャリア通算24回目の週間MVPに輝いた。 12月6日に30歳の節目を迎える“グリーク・フリーク”は、スタートダッシュに失敗したチームを力強く牽引。20日のシカゴ・ブルズ戦、フィールドゴール成功率70.8%(17/24)で41得点を叩き出すと、22日のインディアナ・ペイサーズ戦では37得点、10リバウンド、11アシストと今季2度目のトリプルダブルを達成した。 得点ランキングでリーグ首位(平均32.4点)に立つ大黒柱に率いられ、一時イースト最下位に沈んでいたバックスは8勝9敗で6位まで浮上している。 バーンズは、同じく期間中全勝を飾ったスパーズで平均22.3点、8.7リバウンド、1.7アシストを記録。フィールドゴール成功率61.8%(21/34)、3ポイント成功率60.0%(9/15)と躍動し、キャリア13年目にして初の受賞を果たした。 オフの3チーム間トレードでスパーズに加入した32歳のベテランは、今季最初の14試合は平均9.2点に過ぎなかったものの、この週に入って3試合連続20点超えと覚醒。21日のユタ・ジャズ戦では25得点、10リバウンドをマークし、自身3シーズンぶりのダブルダブルを達成した。また、3試合を通じて計100分間コートに立ちながら、ターンオーバはゼロと安定感も光った。 なお、13年目での初受賞は、マイク・コンリー(2019年受賞時メンフィス・グリズリーズ/現ミネソタ・ティンバーウルブズ)とドリュー・ホリデー(2021年受賞時バックス/現ボストン・セルティックス)の12年目を上回る“NBA最遅記録”。バーンズはここまで全17試合に先発し、チームも9勝8敗(ウエスト9位タイ)と今季初の貯金を作っている。 構成●ダンクシュート編集部
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