自民非公認で落選議員、生放送で涙「僕の代わりに僕の言い訳を…辛いことさせた」支援者に詫びる
東京21区から自民非公認で出馬し、落選した小田原潔氏が30日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」に生出演。支援者を思い涙した。 小田原氏は1240万円の収支報告書不記載があり、半年間の役職停止処分を受け、4日に処分期間が終了している。 今回の選挙結果については「民意でありますから、厳粛かつ真摯に受け止めております」「厳しい厳しい選挙でありました」と振り返った。 裏金はどう使ったのか?という質問には、まずは国民に騒がせたことを謝罪した上で、パーティー券を買ってくれた支援者は「ノルマがきついならもってこいという思いと期待のこもった2万円の積み重ね。専用口座に当然1円もさわらず入金し、支出するときは全額東京21区支部という政治団体から政治資金として(事務所)家賃や秘書の給与に使っていた」と説明した。 なぜ記載しなかったのか?という問いには「すべて計上はしている」としつつ「一つやらなければいけなかったのが、ノルマを超えた分、一度派閥に上納して、同額を寄付として受け取る、上納した記録がついていれば問題はなかった」といい「1円も手をつけず、政治資金として使いました」と述べた。 そして「いわゆる裏金問題と言われると、金銭的に汚いことをした人と思われていたと思う。その誤解を、今日のように説明する機会をいただければいいが、ほとんどの人が言い訳すんなという雰囲気になるので、やっぱり言うのは潔くないと言わずに選挙したのが私もつらかったし…」というとみるみる目に涙。 「ぼくの代わりに僕の言い訳をして…ぼくの説明をしなきゃいけないという、辛いことをさせたのが本当に申し訳ない」と涙で声を詰まらせ「国民の皆さんにも申し訳ないと思ってますよ。ことのほか僕を応援するばかりに、その人まで悪者扱いされたのは申し訳ない」と声を震わせていた。