コーヒーノキ1万本が植わる鳥取県境港市の澤井珈琲の新拠点に脚光 県外から集客 クルーズ客船寄港しインバウンド需要も見込む
第4工場で供給能力が大幅に増強
ドリップバッグは現在1日最大30万個を製造しているが注文に追い付かないことから、第4工場に一日約3万個増産のドリップバッグ製造機械1台を増設した。 第4工場には、機械の増設余地があり、時期を見ながら増設する予定という。 第4工場の稼働により供給能力も大幅に増強した海外出荷や商品加工作業は、過去、第2、第3工場で手分けをして行っていたが、現在、商品加工製造は第4工場にほぼ一本化されている。 その上、配送会社と連携するシステムを構築したことで供給能力が飛躍的に向上した。 「昨年までスタッフが毎月十数時間残業していたのが、今は残業がほぼゼロになった。また、第4工場からの配送効率化がアップして、通常出荷に加え、追加で、その日のうちに出荷することが出来る“最強配送商品”となり、大幅に注文量を増やし、売り上げを伸ばすことができた」(澤井社長)との手応えを得る。 以前はセールの時などストックする場所は限られていたが、現在はスペースに余裕ができ通常の出荷作業を終え、終業までの時間を前倒しでの準備に充てている。これにより、大量注文などが入る年末年始の繁忙期にも残業を極力回避して対応していく。