「四姉妹だから結婚はダメ」…!結婚に反対した彼の母親が言い放った「まさかの理由」
「それ本気でいってるの?」
気まずい空気が流れる中、彼の母親が突然こう言ったという。 「申し訳ないけど、このお話はなかったことにしてもらっていいかしら?」 面食らう希恵さんと彼を置き去りに、母親はこう話を続けたという。 「あのね、気を悪くしないで聞いて欲しいんだけど、うちはひとり息子でしょ? だから、女系のお嬢さんを嫁にもらうわけには行かないのよ。だって男の子が生まれないと困るもの」 戸惑う希恵さんとは裏腹に、彼は妙に納得したような表情をして、挙句「そういう問題がありましたね」とつぶやくと、希恵さんの方に身体を向け「そういうことなので、申し訳ない」と頭を下げたという。 「呆れ果てて、反論する気もなくなりました。『は?』って感じでしたね。『本気で言っているの?』って…。いまどき、そんなことにこだわる人がいることが衝撃で言葉が出なかった、という方が正しいかも知れません」 医学的根拠のないことにこだわる人たちだったことを結婚前に知ることができたのは、不幸中の幸いだろう。 CASE4 「学歴が恥ずかしい」 真鍋優奈さん(仮名・26歳・飲食業) 「同い年の彼は私が勤めるお店のお客さんとして知り合いました。建設会社の2代目社長である彼は、同業の仲間に連れられて来たようでした。建設業界というと、強引な感じの人が多いのですが、彼はおとなしくて真面目な感じでしたね」 初対面で彼に好感を持ったという優奈さん。彼の方も優奈さんを気に入ったようでお店に通い詰めるようになり、交際に発展。お互いに結婚願望が強かったことから、半年ほどで結婚話が浮上し、彼の両親に挨拶に行ったのだが、結婚を反対されてしまう。 「私が中卒なのが気に入らなかったようです。『今どき、中学しか出てないお嫁さんなんて恥ずかしい』と言われました」 思わぬ指摘に言葉を失ったという優奈さんだったが、彼の母親がだした折衷案に振り回されることになる。 つづく後編記事「高校卒業を条件に結婚を「許された」中卒の彼女がブチギレ…!打ち明けられなかった「高校をやめた“本当の理由”」」では、優奈さんに襲い掛かったさらなる受難について詳報します。
清水 芽々(ノンフィクションライター)
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