横浜 長野に育成型期限付き移籍中のDF西田勇祐と契約満了「離れても心の中心に」
横浜F・マリノスは10日、J3長野パルセイロに育成型期限付き移籍中のDF西田勇祐(21)との契約が満了し、来季の契約を更新しないと発表した。 西田は横浜の下部組織出身で、同じユース出身のMF山根陸とは同期。センターバックのほか、右サイドバック、ボランチと守備的なポジションならどこでもこなせる万能選手で、20年11月にトップチームに2種登録された。21年も2種登録された後、22年からトップチームに昇格していた。 ▽西田のクラブを通じたコメントは以下の通り 横浜F・マリノスを応援してくださる皆さん、今シーズンをもってクラブを離れることになりました。このクラブには11歳の小学5年生からお世話になりました。スペシャルクラス、ジュニアユース、ユースでプレーさせていただき、すばらしい指導者の皆さんやチームメイトたちに囲まれて成長することができました。小学生の頃から憧れていたクラブで、自分がトップチームに昇格できるとは思ってもみなかったです。横浜でのプロ生活は1年間という短い期間でしたが、偉大な先輩の方々やコーチングスタッフの皆さんと一緒に仕事をし、プロサッカー選手としての姿そのものを学ばせていただきました。試合には出場することができませんでしたが、2022年にJ1リーグ優勝を成し遂げ、シャーレを持たせていただいたのは一生の財産です。ここを離れても心の中心にあるクラブであることに変わりはありません。そして、皆さんの前でプレーできるようなステージに必ず這い上がってきますので、これからの自分を応援してくださるとうれしく思います。このクラブの一員としてサッカーができたことが幸せでした。アカデミー時代から10年間、本当にお世話になりました。ありがとうございました!