櫻井海音、“もし生まれ変わるなら?”意外な願望告白 齊藤なぎさ&茅島みずき「バンドマン」「アイドル」
■櫻井海音、『【推しの子】』アクアを演じるために「たとえセリフがなくても…」 ――今回、櫻井さんは、前世の記憶を持って生まれ、母・アイの死の真相に迫る主人公・アクアを演じました。ドラマ&映画化にプレッシャーもあったと話していましたが、演じるうえで意識したことはありますか? 櫻井:この役は他の人にやらせたくないという気持ちでした。オファーをいただいたときは「僕に演じさせてください!」ということをとにかくお伝えしました。 演じるうえでは、常に原作のイメージに忠実にということを意識していたので、声のトーンや話し方を監督と話しながら、一音ずつまでこだわって現場に入る前から作り上げていきました。現場に入ってからは自分の中にある原作のアクアのイメージを、自分を通して体験するということを常にやっていました。シーンを撮る前に原作を読み返して、そのシーンのアクアは、どんな話し方をしているのか、たとえセリフがなくてもどんな立ち方をしているのか、どんな表情をしているのかというところまで、原作から読み取れるところはとにかく読み取るということを徹底して行なっていました。 ――一方、アクアと同じく前世の記憶を持ったまま生まれ、母・アイと同じアイドルの道を目指すルビーを演じた齊藤さんはいかがでしょうか? 齊藤:ルビーちゃんはとても天真爛漫なところもありつつ、実はいろいろと考えている部分もありつつというキャラクターだと思います。私自身も天真爛漫だねと言っていただくことが多いのですが、今回の撮影現場はより一層、天真爛漫でいるようにしていました。ルビーちゃんはアイドルが好きでアイドルという仕事を一生懸命がんばっている子。私自身もアイドルをやっている時はルビーちゃんと考え方が似ていたので、通ずるところがありました。演じるうえで大変だったのは、物語が後半に向かうにつれて感情的なシーンが多かったので、どうやって感情を持っていくかが難しくてすごく悩みました。