【ハイライト動画あり】上位を追う3位グループは1勝1敗、2強は連勝で差を広げる。SVリーグ 女子第10節
しかし、ホームのAstemoはアウトサイドヒッターの高間来瞳が出色のパフォーマンスを見せるなか、第3セットを25-23、第4セットを29-27で競り勝って試合を五分に戻すと、続くファイナルセットも15-13で奪取し、大逆転での強豪撃破に成功した。
GAME2でもAstemoの高間が圧巻の攻撃力を遺憾無く発揮。一方、第1セットを落としたNEC川崎も安定したレシーブで対抗し、佐藤とダシルバに加え、途中投入の佐々木遥子らの活躍もあって、第2セットと第3セットを連取。NEC川崎は第4セットこそ、Astemoに譲るも、第5セットは一進一退の攻防を制し、15-13で奪取。見事、GAME1の雪辱を果たした。
上尾を舞台に行われた埼玉上尾と東レアローズ滋賀の対戦は、GAME1が好勝負に。ホームの埼玉上尾はセットカウント2-1として第4セットを迎えると、このセットも序盤からリードして優位に立つも、ここから東レ滋賀が驚異的な猛追を展開。
結局、東レ滋賀は34-32で第4セットを奪取すると、第5セットも15-12で連取し、敵地での熱戦を制した。中でもオポジットのヌワカロール シルビアチネロが46得点と、異次元の活躍でチームの勝利に貢献した。
一方、GAME1で厳しい敗戦を経験した埼玉上尾だったが、GAME2では持ち前のディフェンス力で試合を優位に運ぶなか、佐藤優花と黒後愛にボールを集めて得点を重ね、セットカウント3-1で難敵を退け、1勝1敗とした。
皇后杯を制覇した姫路は、ホームにクインシーズ刈谷を迎えると、優勝後最初の試合となったGAME1はセットカウント1-3で落とすも、翌日のGAME2はストレートで快勝し、2024年を締め括った。
この他、敵地でKUROBEアクアフェアリーズと対戦したSAGA久光スプリングスが連勝で順位を7位に上げ、とり野菜みそ BLUECATS ARENAで対戦したPFUブルーキャッツ石川かほくと岡山シーガルズは1勝を分け合う格好となった。